イスラエルとの身柄交換、ガザ停戦実現まで行わず＝ハマス幹部

　１２月２日、イスラム組織ハマスの幹部サレハ・アロウリ氏は、アルジャジーラＴＶに対し、パレスチナ自治区ガザでの停戦が実現するまでイスラエルとの身柄交換はこれ以上行わないと語った。写真はハマスに誘拐された人質の解放を求める集会。イスラエルのテルアビブで２日撮影（２０２３年　ロイター／Athit Perawongmetha）

[２日 ロイター] - イスラム組織ハマスの幹部サレハ・アロウリ氏は２日、アルジャジーラＴＶに対し、パレスチナ自治区ガザでの停戦が実現するまでイスラエルとの身柄交換はこれ以上行わないと語った。

ハマスになお拘束されている人質はイスラエル軍兵士と同軍に以前所属していた民間人という。

同氏は、停戦が成立し、全てのパレスチナ人拘束者も解放されない限り、人質は解放されないと表明。「この決定は最終的なものだ。われわれは妥協しない」と述べた。