ニュース速報

ワールド

NATO事務総長、近くトルコ訪問 スウェーデン加盟を協議

2023年06月02日(金)06時25分

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は1日、スウェーデンのNATO加盟について協議するため、近くトルコを訪問すると述べた。提供写真(2023年 ロイター/Hanna Johre/NTB/via REUTERS)

[オスロ/コロラドスプリングス(米コロラド州) 1日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は1日、スウェーデンのNATO加盟について協議するため、近くトルコを訪問すると述べた。

NATOはノルウェーの首都オスロで2日間の日程で外相会議を開催。ストルテンベルグ事務総長は、5月28日のトルコ大統領選決選投票で勝利したエルドアン大統領と今週初めに電話会談を行ったとし、 「近くアンカラを訪問し、スウェーデンの早期加盟について協議すると述べた。

その上で、トルコの大統領選が終ったため、対話プロセスの再開が重要になると指摘。スウェーデンがこの日に新たな対テロ法を施行し、トルコの主要な懸念に対処したことに言及し「スウェーデンはやるべきことを行った。スウェーデンの加盟を批准するときが来た」と述べた。

一部のNATO外相は、7月にリトアニアの首都ビリニュスで開催されるNATO首脳会議の前、もしくは同首脳会議でスウェーデンの加盟が実現すると予想。米国のブリンケン国務長官は「スウェーデンの加盟手続きを完了させるための取り組みを続けており、ビリニュスの首脳会議までに加盟が実現すると予想している」と述べた。

米国のバイデン大統領も、スウェーデンのNATO加盟は「近く」実現すると予想。ロシアのプーチン大統領がウクライナへの侵攻で亀裂を入れようとしているにもかかわらず、NATOは一段と強固になっているとし、フィンランドの加盟によりNATOはさらに強化され、「スウェーデンもまもなく加盟する」と述べた。ただ詳細については明らかにしなかった。

バイデン大統領は5月29日にエルドアン大統領と電話会談を行い、選挙での勝利に祝意を伝えた。エルドアン氏はF16戦闘機を調達したいという意向を改めて示し、バイデン氏はスウェーデンのNATO加盟への反対をトルコが取り下げることを望むと伝えたという。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イランは「出口」模索、紛争終結へ合意に関心示す兆候

ワールド

トランプ氏、イランに合意迫る 応じなければ「さらな

ワールド

米国の交戦終結提案は「一方的」だが外交余地は残る=

ワールド

NATO加盟国、イラン問題で「全く何もしていない」
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終回に世界中から批判殺到【ネタバレ注意】
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    意外と「プリンス枠」が空いていて...山崎育三郎が「日本産ミュージカルの夢」に賭ける理由【独占インタビュー】
  • 4
    デンマーク王妃「帰郷」に沸騰...豪州訪問で浮かび上…
  • 5
    まずサイバー軍が防空網をたたく
  • 6
    トランプが誤算? イラン攻撃延期の舞台裏、湾岸諸国…
  • 7
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 8
    100年の時を経て「週40時間労働」が再び労働運動の争…
  • 9
    親の遺産はもう当てにできない? ベビーブーム世代…
  • 10
    「有事の金」が下がる逆説 イラン戦争で市場に何が…
  • 1
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公開...母としての素顔に反響
  • 2
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 3
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラリアの「NVES規制」をトヨタが切り抜けられた理由
  • 4
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 5
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 6
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 7
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 8
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 9
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 10
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中