[ロンドン 23日 ロイター] - コンサルタント会社ウッドマッケンジーは23日公表したリポートで、今年の世界の石油需要増加に中国が40%ほど寄与するとの見通しを示した。

これは中国が「ゼロコロナ政策」を終了して経済を再開したことに伴い、同国の今年の成長率を5.5%と見込む基本シナリオに基づく推計。世界の石油需要は日量260万バレル増え、うち100万バレルが中国分になるとしている。

中国の成長率が7%に達する高成長シナリオでは、中国の需要がさらに日量40万バレル高まるとの見通しを示した。

基本シナリオでは、今年の北海ブレント原油の平均価格は1バレル=89.40ドルと、現在の75ドル前後からは上昇するが、昨年の平均99ドルは大幅に下回ると予想した。「ロシアのウクライナでの戦争がもたらした混乱に、市場が適応した」ためだとしている。

中国の高成長シナリオならば、平均価格は5ドル上振れるという。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。