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英、40歳以下にはアストラゼネカ以外のワクチンを推奨へ=新聞

2021年05月07日(金)08時38分

 英当局は40歳以下の若年層に対し、英アストラゼネカとオックスフォード大学が開共同発した新型コロナウイルスワクチンではなく、米ファイザーや米モデルナのワクチンを接種するよう推奨する方針だ。英デイリー・テレグラフ紙とインディペンデント紙が6日、報じた。写真はワクチン接種会場のサイン、4月にリーズで撮影(2021年 ロイター/Carl Recine)

[6日 ロイター] - 英当局は40歳以下の若年層に対し、英アストラゼネカとオックスフォード大学が開共同発した新型コロナウイルスワクチンではなく、米ファイザーや米モデルナのワクチンを接種するよう推奨する方針だ。英デイリー・テレグラフ紙とインディペンデント紙が6日、報じた。

アストラゼネカのワクチンを巡っては、まれに血栓症の発生が報告されている。

保健省の報道官は、ワクチンと予防接種に関する合同委員会(JCVI)と英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)の認識は「多くの成人にとって、アストラゼネカとオックスフォード大学のワクチンの利点がリスクを上回るというもので変わりはない」としている。

その上で「JCVIは最新の科学的助言に沿って常に方針を検証している」と述べ、全ての成人に対し7月末までにワクチンを提供する予定だ、とした。

JCVIは先月、30歳以下にはアストラゼネカ以外のワクチンを提供するよう勧告。妊婦にはファイザーかモデルナのワクチン提供が推奨されている。

インディペンデント紙によると、政府の方針は7日に発表される。

ロイター
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