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米トランプ政権、新たな対北朝鮮制裁を23日に発表へ

2018年02月23日(金)14時27分

 2月23日、米トランプ政権は、北朝鮮の核・ミサイル開発を巡り、同国への圧力を高めるため大規模な制裁を発表する見通し。政権高官が明らかにした。写真は20日、ホワイトハウスで行われた表彰式で発言するトランプ大統領。20日撮影(2018年 ロイター/Leah Millis)

[ワシントン 22日 ロイター] - 米トランプ政権は、北朝鮮の核・ミサイル開発を巡り、同国への圧力を高めるため大規模な制裁を23日に発表する見通し。政権高官が明らかにした。

トランプ米大統領が午前中に行う保守政治行動会議(CPAC)での演説で新たな制裁について述べ、その後財務省が詳細を発表する予定。

匿名の高官は、北朝鮮に対する最大規模の制裁となると説明した。具体的な内容は明らかにしなかった。

ペンス副大統領は約2週間前の訪日時に追加制裁が近く発表されると述べていた。

ペンス副大統領は22日のCPACの会合で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の妹である金与正党第1副部長について「地球上で最も独裁的で抑圧的な政権の中心にいる」として厳しく批判した。

またヘイリー米国連大使は22日、シカゴ大学での講演で、弾道ミサイル実験の資金が減っており、北朝鮮が制裁の影響を受けているとし、このため韓国と接触したとの考えを示した。

ヘイリー氏は「北朝鮮の資金源は枯渇している。平昌冬季五輪への応援団派遣は国家の誇りではなく、追い詰められているからだ」と述べた。

ロイター
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