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原油先物は上昇、上値は限られる

2018年02月19日(月)09時43分

 2月19日、アジア時間の原油先物相場は上昇したが、上値は限られている。ドルは前週16日に3年以上ぶりの安値を付けた後、やや回復している。写真は米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの施設。ノースダコタ州で2016年4月撮影(2018年 ロイター/Andrew Cullen)

[東京 19日 ロイター] - アジア時間の原油先物相場は上昇したが、上値は限られている。ドルは前週16日に3年以上ぶりの安値を付けた後、やや回復している。

18日2348GMT(日本時間19日午前8時48分)時点で、米WTI原油先物3月限は5セント(0.1%)高の1バレル=61.73ドル。前週は4.2%上昇した。

北海ブレント先物は15セント(0.2%)高の64.99ドル。前週は3%超上昇していた。

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した16日までの1週間の国内石油掘削リグ稼働数は798基で、前週から7基増加し、2015年4月以来の高水準となった。

米国の石油掘削リグの稼働数はこれで4週連続で増加した。リグ稼働数の4週連続増は昨年6月以来。リグの稼働数は、前年同時期の597基から大幅に増加している。

米国における産油量の増加は、石油輸出国機構(OPEC)やロシアなど主要産油国による減産努力に水を差している。

ロイター
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