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EU、ブレグジット後の域内居住英国人の権利保証を提案=文書

5月25日、欧州連合(EU)は来月予定されている英国との交渉において、ブレグジット後に国外居住中の英国人の居住権と福祉受給権を保証するよう求める見通し。写真は英ロンドンで3月撮影(2017年 ロイター/Stefan Wermuth)
[ブリュッセル 25日 ロイター] - 欧州連合(EU)は来月予定されている英国との交渉において、ブレグジット後に域内居住中の英国人の居住権と福祉受給権を保証することを提案する見通し。ロイターが25日入手した文書で明らかとなった。
EU当局者が作成したドラフト・ペーパーには「離脱合意は、その効力発生日に、EU法の下で自由に移動したEU27カ国の国民や英国人およびその家族の権利を保証すべき」と示された。
EUは従来、2019年3月のブレグジット後に、英国に現在居住しているEU27カ国の国民300万人の権利を保証することを主張していたが、今回の文書では、その代わりに国外移住している100万人以上の英国人の保証を示した格好となった。
*見出しと本文1段落目の表現を修正しました。