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RCEP締結がASEANの優先事項=フィリピン貿易相

2017年04月26日(水)19時25分

 4月26日、フィリピンのロペス貿易産業相は中国やインドを含む東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の締結が東南アジア諸国連合(ASEAN)の優先事項と述べた。写真は2016年10月撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[マニラ 26日 ロイター] - フィリピンのロペス貿易産業相は中国やインドを含む東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の締結が東南アジア諸国連合(ASEAN)の優先事項と述べ、環太平洋経済連携協定(TPP)から離脱を表明した米国とは距離を置く考えを明らかにした。

同相は25日夜、ロイターのインタビューで、トランプ政権のTPP離脱と政策の不確実性によりアジア諸国はRCEPへの取り組みを進めていると指摘した。

「当然誰もが米国とより緊密な経済関係を結びたいと考えている。米国は大国で巨大な市場の一つでもある。しかしASEANの課題で必ずしも高い位置にはない」と述べた。

RCEPについて「何がお互いの利益になるかを全ての参加国が考えている。中国が有利になるような一方的なものではない。中国は参加国の一つにすぎない」と説明した。

また「RCEPに関しては貿易の自由化が必要な品目について、どこまで見直しが可能か協議している」と明らかにした。

貿易問題は29日から始まるASEAN首脳会議で主要な議題とならない見込みだが、RCEPについては年末をめどに結論を出すよう取り組むと述べた。

トランプ米政権の保護主義的な姿勢は輸出の比重が大きい東南アジア諸国には懸念要因とした上で、内向きなアプローチは最終的に米経済に打撃を与えることを認識し、姿勢を改めることを期待すると語った。

ロイター
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