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トランプ氏、不法移民対策で再び強硬姿勢
2016年09月01日(木)13時12分
8月31日、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏は、アリゾナ州で演説し、大統領に就任すれば、国内の不法移民を強制送還すると表明した。写真は同地で撮影(2016年 ロイター/Carlo Allegri)
[フェニックス 31日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏は31日、アリゾナ州で演説し、大統領に就任すれば、国内の不法移民を強制送還すると表明した。
同氏は先週、移民の中には「偉大な人々」も多かったと発言、不法移民対策で従来の強硬姿勢を軟化させる可能性を示唆したが、この日の演説では再び強硬路線に転じた。
同氏は「不法入国で法的な地位を得ることや、米国の市民になることはできない」と発言。「メキシコとの国境に巨大な壁をつくる。費用はメキシコが払う。100%だ」と持論を繰り返した。
これに先立ちトランプ氏と会談したメキシコのペニャニエト大統領は、メキシコ政府が壁の建設費用を負担することはないと同氏に伝えている。
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