日経平均は5日ぶり反落し一時1500円超安、米イスラエルのイラン攻撃で
3月2日、東京株式市場で日経平均は5営業日ぶりに反落し、前営業日比793円03銭安の5万8057円24銭で取引を終えた。写真は東京証券取引所で2018年10月撮影(2026年 ロイター/Issei Kato)
Hiroko Hamada
[東京 2日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5営業日ぶりに反落し、前営業日比793円03銭安の5万8057円24銭で取引を終えた。米国とイスラエルのイラン攻撃を受けてリスク回避姿勢が強まり、日経平均は一時1500円以上下落する場面があった。ただ、その後は下げ幅を縮小し一進一退の展開が継続。海外市場の動向を見極めたいとする思惑もあり、様子見姿勢が広がったとの指摘があった。
日経平均は前営業日比874円安でスタートした後、すぐに下げ幅を広げ、朝方に1564円安の5万7285円77銭で安値を付けた。中東情勢の緊迫化を受けて寄り付き直後はほぼ全面安の展開となったが、次第に下げ幅を縮小し、485円安の水準まで値を戻す場面もあった。
ただ、その後は再び売りが強まり後場は5万7900円近辺を軸にもみ合いが続いた。物色面では、海運や鉱業が堅調だったが、空運などは売りが強まった。
市場では「先週、日本株が最高値を付けていたので利益確定売りが出やすいタイミングに、地政学リスクの高まりが重なり売りが強まった」(水戸証券の投資情報部情報課長・岩崎利昭氏)との声が聞かれた。岩崎氏は、次第にマーケットは落ち着いてくるとの予想を示しつつ、「今後の中東情勢を見極める必要があり、目先は膠着ムードとなりそうだ」と話している。
TOPIXは1.02%安の3898.42ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.03%安の2009.06ポイントだった。プライム市場の売買代金は8兆6305億6600万円だった。
新興株式市場では、東証グロース市場250指数が1.16%安の768.64ポイントと、反落した。
個別では、三菱重工業、IHIが堅調だった。一方、日本航空、ANAホールディングスは大幅安。指数寄与度の大きいアドバンテストや東京エレクトロン、ファーストリテイリングが値下がりした。
金融株は軟調で、みずほフィナンシャルグループ、野村ホールディングス、しずおかフィナンシャルグループなどが大幅下落。英住宅ローン専門会社マーケット・フィナンシャル・ソリューションズ(MFS)の経営破綻を受け、2月27日の欧米株式市場で幅広い金融株が下落した流れを引き継いだ。
プライム市場の騰落数は、値上がり340銘柄(21%)に対し、値下がりが1223銘柄(76%)、変わらずが33銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 58057.24 -793.03 57976.20 57,285.77
─58,365.21
TOPIX 3898.42 -40.26 3882.67 3,824.00─
3,898.42
プライム市場指数 2009.06 -20.89 2000.59 1,970.78─
2,009.06
スタンダード市場指数 1755.38 -9.96 1745.11 1,733.56─
1,757.06
グロース市場指数 999.05 -12.00 997.62 985.38─1,
004.07
グロース250指数 768.64 -9.06 767.03 757.15─77
2.59
東証出来高(万株) 269415 東証売買代金(億 86305.66
円)
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