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NY市場サマリー(27日)ドル軟調、利回り低下 株下落

2026年02月28日(土)07時25分

<為替> ドル‌が円を含む主要通貨に対して弱含んだ。ドルは米労働省が朝方発表‌した1月の卸売物価指数を受け一時上昇したものの、トランプ米政権の関税措置やイラン情勢などをにらみ​月末と週末を控えた調整が入り、頭が重い展開になった。1月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.5%上昇し、伸びは予想の0.3%を上回った。前年比では2.9%上昇。伸びは前月の3.0%から鈍化し⁠た。    米国では先週、連邦最高裁がトランプ大統領が非常事態権​限に基づいて発動した広範な関税措置は違法と判断。トランプ大統領はこれを受け、代替措置として各国からの輸入品に150日間限定で10%を課税する大統領令に直ちに署名した。米国はイランと核問題を巡る協議を続けながらも中東海域に空母打撃群を展開し攻撃態勢を整えるなど、地政学リスクが高まっている。    終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.12%安の97.61。月初からは0.47%上昇。月間ベースで昨年10月以来初めての上昇となった。ドル/円は0.1%安の155.95円。月初からは0.78%上昇した。ユーロ/ドルは0.18%高の1.1818ドル。月初からは0.25%下落した。 

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 国債利回りが低下⁠した。中東の地政学的緊張が高まる中、安全資産への需要に支えられた。また、株式市場での売りが、リスク選好に冷や水をかけていることも背景にある。    10年債利回りは昨年11月終盤以来初めて4%を下回る水準で推移。5年債や7年債の利回りも数カ月ぶりの低水準となった。朝方発表された1月の卸売⁠物価指数(PPI、最​終需要向け財・サービス)が予想を上回る伸びとなったことを受け、一時低下幅を縮小したものの、米債買いの大きな流れは続いた。    レイモンド・ジェームズのビニー・ブロー氏は「債券相場はPPIの内容ではなく、人工知能(AI)を巡る懸念や地政学的リスクなどを材料に上昇を続けている」と述べた。市場でイランを巡る懸念が依然として意識される中、トランプ大統領は27日、イランの核協議での対応に「満足していない」とし、合意を望んでいるものの、軍事力を「行使しなければならない時もある」と警告した。    午後の取引で、10年債利回りは5.5ベーシスポイント(bp)低下の3.962%。月間では28bp低下した。    5年債利回りは6.8bp低下の3.515%。月間では26bp低下し、昨年8月以来最大の低下幅となった。    7年債利回りも6.2bp低下し3.723%。月間では30bp低下し、過去1年で最大の低下幅となった。    2年債利回り⁠は5.7bp低下の3.391%。月間では14bp低下し、昨年8月以来最大の低下幅となった。    2年債と10年債の利回り格差は57.50bpとなった。月間では14bp縮小した。    フェデラルファンド(FF)金利‌先物市場は現在、連邦準備理事会(FRB)が年内に計約59bpの利下げを行うとの見方を織り込んでいる。 

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 主要3指数がそろって下落し、ダウ工業株30種平均は前日比521ド⁠ル安で引けた。⁠人工知能(AI)に関連するコスト増や事業の先行きに対する不透明感のほか、トランプ政権の関税措置を巡る懸念や、イラン情勢などを巡る地政学的な緊張の高まりを背景に売りが加速。特に金融株とハイテク株が売り込まれた。金融株は、英国の住宅金融会社マーケット・フィナンシャル・ソリューションズの破綻に関連してバークレイズ、ジェフリーズ、ウェルズ・ファーゴなどの銀行が損失を被る可能性があるとの報道を受けて下落。ウェルズ・ファーゴ、ジェフリーズ、バークレイズ米市場上場株は4.0─9.3%下落した。AIを巡る懸念が根強い中、ハイテク株も‌売られ、半導体関連株は1.2%、ソフトウエア関連株は1.5%、それぞれ下落した。一方、生活必需品、ヘルスケア、公益といったディフェンシブ​銘柄は堅調。この‌日発表の米経済指標では、1月の卸売物価指数(PPI、最終⁠需要向け財・サービス)が前月比0.5%上昇し、伸びは予想の0.3%を上回った。前​年比では2.9%上昇。伸びは前月の3.0%から鈍化した。これを受け、連邦準備理事会(FRB)が近く利下げに動く可能性は低いとの見方が強まった。CMEフェドウオッチによると、FRBが次回3月の会合で金利据え置きを決定する確率は94.1%。S&Pの主要11セクターでは、ヘルスケアとエネルギーが上昇を主導。下落したのは金融とハイテクのみだった。個別銘柄では、エヌビディアが4.2%安。25日に発表した四半期決算は堅調だったものの、AIへの大規模投資を巡る懸念は払拭されていない。ネットフリックスは13.8%急伸。米動画大手ネットフリックスが26日、メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の買収額引き上げを見送り、撤退する意向を示したことが好‌感された。WBDは2.2%安。数カ月にわたるワーナー買収合戦で勝者となるメディア大手パラマウント・スカイダンスは20.8%急騰した。決済サービスのブロックは16.8%高。前日に従業員のほぼ半数に当たる4000人余りを削減すると発表したことが好感された。デル・テクノロジーズは21.9%急伸。前日発表の2027年1月期通期(26年2月―27年1月)の売上​高見通しは1380億―1420億ドルとなり、LSEGがまとめたアナリストの平均市場予想の1255億4000万ドルを上回った。    ニューヨーク⁠証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.31対1の比率で上回った。ナスダックでも1.98対1で値下がり銘柄が多かった。    米取引所の合算出来高は208億5000万株。直近20営業日の平均は201億9000万株。 

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は、安全資産としての需要などを背景に、反発した。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は、前日比53.70ドル(1.03%)高の1オンス=5247.90ドル。  

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米​原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米イラン間の軍事衝突に対する警戒感が根強く、反発した。米国産標準油種WT Iの中心限月4月物の清算値(終値に相当)は、前日比1.81ドル(2.78%)高の1バレル=67.02ドル。5月物は1.78ドル高の66.89ドルだった。 

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 156.05/156.    

06

始値 155.9  

高値 156.22  

安値 155.84  

ユーロ/ドル NY終値 1.1813/1.18  

15

始値 1.18  

高値 1.1826  

安値 1.1791  

   

  米東部時間  

30年債(指標銘柄) 17時05分 102*04. 4.6182

00 %

  前営業日終値 101*09. 4.6690  

50 %

10年債(指標銘柄) 17時05分 101*14. 3.9488

00 %

  前営業日終値 100*28. 4.0170  

00 %

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*30.7 3.5086

5 %

  前営業日終値 99*20.0 3.5830  

0 %

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*31.5 3.3831

0 %

  前営業日終値 99*27.5 3.4480  

0 %

   

  終値 前日比 %  

ダウ工業株30種 48977.92 -521.28 -1.05

前営業日終値 49499.20  

ナスダック総合 22668.21 -210.17 -0.92

前営業日終値 22878.38  

S&P総合500種 6878.88 -29.98 -0.43

前営業日終値 6908.86  

   

COMEX金 4月限 5247.9 +53.7

前営業日終値 5194.2  

COMEX銀 5月限 9329.1 +570.7

前営業日終値 8758.4  

北海ブレント 4月限 72.48 +1.73

前営業日終値 70.75  

米WTI先物 4月限 67.02 +1.81

前営業日終値 65.21  

CRB商品指数 312.6667 +2.6318

前営業日終値 310.0349      

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