ニュース速報
ビジネス

午後3時のドルは157円後半へ小幅安、リスク回避でも円買い一時的

2026年01月19日(月)15時16分

 1月19日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤から小幅安の157円後半で取引されている。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2026年 ロイター/Dado Ruvic)

Atsuko ‍Aoyama

[東京 19日 ロイター] - 午後‌3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤から小幅安の157円後半で取引されて‌いる。デンマーク​自治領グリーンランド取得を巡る米欧対立がドルの重しとなった。一方、衆院解散意向の正式表明が待たれる中、選挙結果次第で円売りが加速しかねない‌ドル/円相場は、リスク回避で円が買われても一時的との見方も出ている。

週明けのドル/円は157円後半で取引が始まり、株安などをながめて一時157.43円まで下押しした。その後切り返して再び朝方の水準まで値を戻した後は、もみ合いが続いた。

グリーンランドに対しては、米国の歴代政権が​繰り返し食指を動かしてきたものの⁠、今回は「手法が雑」(外資系証券幹部)として、‍米国に対する不信感を引き起こしかねないとの指摘が聞かれた。欧州マネーの域内回帰など、「ドル資産からの分散」(同)につながり得るとの見方だ。

きょうは米国が休‍場で、夕方以降、休暇明けの欧州勢の動向‍に注‌目する声も聞かれた。

外為どっとコ‍ム総合研究所の神田卓也シニア為替アナリストは、衆院選の結果次第で一段の円売りも想定されるドル/円に関しては、リスク回避の動きが出ても「円高が一時的」にとどま⁠るとの見方を示す。

一方、神田氏は、ドル安が止まりそうな状況でもなく、引き続⁠き「ドル安と円安が共存」‍するとして、仮にグリーンランド問題が収まってもユーロが買い戻される程度で、ドル/円が大きく動​く状況にはならないと話している。

  ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 157.88/157.92 1.1627/1.1628 183.58/183.64

午前9時現在 157.55/157.56 1.1623/1.1626 183.14/183.16

NY午後5時 158.09/158.14 1.1597/1.1601 183.31/183.42

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

日経平均は3日続落、利益確定継続 政局不透明感も重

ビジネス

食品の消費税撤廃、財源提案で金利上昇抑制=岡本公明

ワールド

焦点:権力固め急ぐベネズエラ暫定大統領、カベジョ氏

ビジネス

エヌビディア「H200」、部品メーカーが生産停止=
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰に地政学リスク、その圧倒的な強みとは?
  • 2
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で国境問題が再燃
  • 3
    DNAが「全て」ではなかった...親の「後天的な特徴」も子に受け継がれ、体質や発症リスクに影響 群馬大グループが発表
  • 4
    シャーロット英王女、「カリスマ的な貫禄」を見せつ…
  • 5
    AIがついに人類に「牙をむいた」...中国系組織の「サ…
  • 6
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 7
    「リラックス」は体を壊す...ケガを防ぐ「しなやかな…
  • 8
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 9
    中国ネトウヨが「盗賊」と呼んだ大英博物館に感謝し…
  • 10
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 6
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 7
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 8
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 9
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 10
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中