米高級百貨店サックスが破産申請、新CEOを任命 当面は営業継続
1月14日 米高級百貨店サックス・フィフスアベニューの親会社サックス・グローバルが13日、破産法の適用を申請した。写真は11日、ニューヨーク市で撮影(2026年 ロイター/Kylie Cooper)
Dietrich Knauth Chandni Shah
[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米高級百貨店サックス・フィフスアベニューの親会社サックス・グローバルが13日夜、破産法の適用を申請した。小売業界でコロナ禍以降最大の破産事例の一つとなる。
同社は14日未明、17億5000万ドルの資金調達パッケージをまとめ、新最高経営責任者(CEO)を任命したのを受け、店舗は当面営業を続けると発表。元ニーマン・マーカスCEOのジェフロイ・バン・レムドンク氏がリチャード・ベーカーCEOの後任となる。
テキサス州ヒューストンの破産裁判所に提出された文書によると、サックス・フィフスアベニューは10億─100億ドルの資産・負債を記載している。
この裁判手続きは同社が債権者と債務再編の交渉をしたり、新しいオーナーに身売りしたりして清算を食い止める余地を与えるためのもの。不調に終われば閉鎖を余儀なくされる可能性がある。
サックスはコロナ禍後、インターネット通販との競争激化やブランドによる直営店での販売拡大などを受けて苦境に陥った。
裁判所に提出された文書によると、最大の無担保債権者は仏シャネルと、高級ブランド「グッチ」などを展開する仏ケリングで、それぞれ約1億3600万ドルと6000万ドル。LVMHは2600万ドルとなっている。サックス・グローバルの推定では債権者の総数は1万0001から2万5000の間という。
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