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オラクル9-11月決算、注目指標が予想に届かず 時間外で株価急落

2025年12月11日(木)08時34分

写真はオラクルのロゴ。9月撮影。REUTERS/Dado Ruvic

Juby Babu Stephen Nellis

[10日 ロイター] -  米IT大手オラクルが10日発表した第2・四半期(9-11月)決算は、売上高や営業利益、将来のクラウド契約といった注目指標がいずれも市場予想に届かず、株価は時間外取引で一時7%下落した。

総売上高は160億6000万ドル、調整後営業利益は67億ドル。LSEGがまとめたアナリスト予想平均は162億1000万ドルと68億ドルだった。

イーマーケターのアナリスト、ジェイコブ・ブーン氏は「オラクル株は9月の急騰で支えられているものの、この予想を下回る収入は、既に同社の取引や積極的な人工知能(AI)向け支出に警戒感を持っている投資家の懸念を増幅させそうだ」と指摘した。

将来のクラウド契約は5230億ドルと、9月に公表した4550億ドルから15%弱増加したものの、ビジブル・アルファがまとめたアナリスト予想の5260億ドルに達しなかった。

調整後1株利益は2.26ドルで、LSEGがまとめたアナリスト予想の1.64ドルを超えた。ただオラクルは、調整後と調整前の利益はいずれも、半導体設計企業アンペア・コンピューティングの持ち分売却による一時的な利益27億ドルの計上が押し上げ要因だったとしている。

ロイター
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