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日経平均は4日ぶり反落、一時800円超安 利益確定売り優勢

2025年12月05日(金)16時03分

 12月5日 東京株式市場で日経平均は4営業日ぶりに反落し、前営業日比536円55銭安の5万0491円87銭で取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Hiroko Hamada

[東京 5日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4営業日ぶりに反落し、前営業日比536円55銭安の5万0491円87銭で取引を終えた。日経平均は前日までの3営業日で1700円超値上がりした反動で、利益確定売りが優勢となった。下げ幅は800円を超える場面もあった。週末を控えて様子見姿勢も広がり、後場後半にかけてはもみ合いが継続した。

日経平均は前営業日比498円安でスタートした後、下げ幅を拡大し、前場中盤に一時813円安の5万0215円41銭まで下落した。指数寄与度の大きい銘柄の一角や半導体関連の一部が軟調で、相場の重しとなった。一方、後場に入るとやや下げ幅を縮小し、5万0400円を軸にもみ合いが継続した。日銀が今月の金融政策決定会合で利上げを決める公算が大きいとの観測報道が伝わったが、相場全体の反応は限定的だった。

市場では「10月までは、一部のAI(人工知能)・半導体関連株が相場をけん引していたが、足元では(AIの)巨額投資に対して警戒する見方もあり、相場のけん引役が不在」(松井証券のシニアマーケットアナリスト・窪田朋一郎氏)との声が聞かれる。関連銘柄が買われたり売られたり、日ごとに反応が変わりやすく、指数の方向感が出にくいという。

一方、マーケット参加者の関心は日銀会合に向かっている。窪田氏は「仮に植田和男総裁の記者会見で予想外にタカ派的なコメントが出た場合は、年末高とはなりにくそうだ」と話している。     TOPIXは1.05%安の3362.56ポイントで取引を終了。プライム市場指数は1.05%安の1731.75ポイントで終了。東証プライム市場の売買代金は5兆4041億4800万円だった。東証33業種では、非鉄金属、情報・通信、銀行など4業種が値上がり。ゴム製品、その他製品、証券、商品先物取引など29業種は値下がりした。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.23%高の667.51ポイントと小幅に続伸した。

きょうグロース市場に新規上場したFUNDINNOは公開価格を42.41%上回る883円で初値を付け、939円まで上昇。900円で取引を終えた。

個別では、ソフトバンクグループが大幅上昇した半面、ファーストリテイリング、東京エレクトロン、アドバンテストが下落した。リクルートホールディングスや任天堂、トヨタ自動車も値下がり。銀行株は三菱UFJフィナンシャル・グループ、りそなホールディングス、三井住友フィナンシャルグループが底堅かった。        プライム市場の騰落数は、値上がり312銘柄(19%)に対し、値下がりが1245銘柄(77%)、変わらずが53銘柄(3%)だった。

ロイター
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