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中国サービス部門の民間PMI、11月は5カ月ぶり低水準 新規受注鈍化

2025年12月03日(水)11時40分

写真は北京のレストランで食事をする客ら。2025年10月撮影。REUTERS/Tingshu Wang

Liangping Gao Ryan Woo

[北京 3日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた11月のレーティングドッグ中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は52.1に低下し、5カ月ぶりの低水準となった。海外からの需要は増加したものの、新規受注の伸びが鈍化した。

景況改善・悪化の分岐点となる50を上回ったが、前月の52.6から低下した。

新規受注は5カ月ぶりの低い伸びにとどまった。一方、10月に縮小していた新規輸出事業は再び拡大に転じた。米中貿易摩擦を巡る不確実性の低下が背景とみられる。

レーティングドッグの創業者ヤオ・ユー氏は「(11月は)外需の回復がわずかに支えとなったが、雇用の縮小、利益率への圧迫、期待の低下が依然として主な制約になっている」と述べた。

雇用は4カ月連続で減少。平均投入コストは原材料、事務用品、燃料などの値上がりを背景に上昇が続いた。こうしたコスト圧力を緩和するため、上昇分の一部を消費者に転嫁する企業も見られ、産出価格がやや上昇した。

企業景況感は拡大したが、4月以来の緩やかなペースにとどまった。

製造業とサービス部門を合わせた総合生産指数は前月の51.8から51.2に低下した。

ロイター
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