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インフレなおリスク、金利据え置き望ましい=米アトランタ連銀総裁

2025年11月13日(木)03時42分

米ワイオミング州ジャクソンホールで開催された会議に向かうボスティック総裁。2019年8月撮影。REUTERS/Jonathan Crosby

Dan Burns Howard Schneider

[ワシントン 12日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は12日、インフレ率が連邦準備理事会(FRB)が目標とする2%に戻りつつあることを示す明確な証拠が得られるまで、政策金利を現行水準に据え置くのが望ましいとの考えを示した。

ボスティック総裁はアトランタ・エコノミッククラブでの講演で、FRBが担う物価安定と最大雇用という2重の責務を巡り、物価安定の方が明確で差し迫ったリスクにさらされていると指摘。「労働市場からのシグナルは曖昧で解釈が難しい」とし、「インフレ圧力が継続しているという直接的なリスクと比べると、(労働市場を巡る状況は)積極的な金融政策での対応が正当化されるほど明確ではない」と述べた。

同時に、企業からの聞き取り内容などを踏まえると、現行の金融政策は引き締め的になっているとの認識も表明。株式市場の活況やクレジットスプレッドの縮小は金融環境が緩んでいることを示している可能性があるとしながらも、「住宅関連企業などから、資金調達コストが一因となり、かなり長い期間にわたり厳しい状況に置かれているという話を聞いている」とし、資金調達への依存度が高い他の業種の企業からも同様の話を聞いていると述べた。

ボスティック総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持っていない。ボスティック氏はこの日、任期満了に伴い2026年2月28日に退任すると明らかにした。

ロイター
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