米地銀、ストレス増大 準備金は増加=モーニングスターDBRS

10月17日、モーニングスターDBRSは公表したリポートで、米国の地銀について、2023年の銀行危機以降、貸し倒れに備えて準備金を積み増し、預金の安定化を図ってきたものの、ストレス増大の兆候が見られると指摘した。写真は米国国旗。2021年3月、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)
Tatiana Bautzer
[ニューヨーク 17日 ロイター] - モーニングスターDBRSは17日公表したリポートで、米国の地銀について、2023年の銀行危機以降、貸し倒れに備えて準備金を積み増し、預金の安定化を図ってきたものの、ストレス増大の兆候が見られると指摘した。
インフレ、地政学上の懸念、低所得層向け融資の損失で圧力に見舞われており、今後数四半期で延滞や貸倒損失が増加する可能性が高いという。
同社の金融機関信用リスク責任者のマイケル・ドリスコル氏がリポートで見解を示した。
今月15日以降、銀行は米連邦準備理事会(FRB)の常設レポファシリティーを150億ドル以上利用しており、資金調達にストレスが生じている兆候が見られるという。
ただ、同氏は大半の地銀には十分な準備金があり、貸倒損失を十分吸収できるとの見方を示した。
同氏はロイターとのインタビューで「今の信用サイクルでは、当初予想していたよりも損失は少ない。市場は過剰反応している」と述べた。
米地銀フィフス・サード銀行のティム・スペンス最高経営責任者(CEO)は、今週の地銀株の下落について、23年の銀行危機とは状況が大きく異なると指摘。
「当時は、短期預金で長期融資を賄う流動性と資金のミスマッチに関する懸念があった。今回は、投資家が当初、よく理解できない損失に反応したと思われるが、その後24時間でより多くの情報が公開されるにつれて、株価が回復しているのが分かる」と述べた。
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