日経平均は反落で寄り付く、前日高の反動で利益確定 米株安重し

　１０月１０日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比６９円７２銭安の４万８５１０円７２銭と反落してスタートした。写真は２０２４年１２月、東京証券取引所で撮影（２０２５年　ロイター／Kim Kyung-Hoon）

［東京　１０日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比６９円７２銭安の４万８５１０円７２銭と反落してスタートした。米国市場で主要３指数が下落したことが投資家心理の重しとなり、前日に８００円超上昇した反動もあって利益確定売りが先行している。

半導体関連はアドバンテストや東京エレクトロンなど総じて弱い。急ピッチな上昇を経て、国内で連休を控えた週末でもあり、持ち高調整の売りも想定されている。 主力株はトヨタ自動車が小安く、ソニーグループは軟調。前日に決算を発表したファーストリテイリングは堅調。前日に急伸したソフトバンクグループは軟調となっている。