午前の日経平均は反落、ハイテク株安が重し TOPIX最高値

前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比125円14銭安の4万5629円79銭だった。前日の米国株安の流れを引き継いで、半導体関連株が軟調に推移し、相場の重しとなった。一方、プライム市場では7割超が値上がりするなど全体的には底堅い動きで、TOPIX(東証株価指数)は取引時間中の最高値を更新した。写真は東京証券取引所で昨年12月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Hiroko Hamada
[東京 26日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比125円14銭安の4万5629円79銭だった。前日の米国株安の流れを引き継いで、半導体関連株が軟調に推移し、相場の重しとなった。一方、プライム市場では7割超が値上がりするなど全体的には底堅い動きで、TOPIX(東証株価指数)は取引時間中の最高値を更新した。
日経平均は前営業日比120円安で寄り付いた後、一時331円安の4万5423円08銭まで下落した。ただ、その後は下げ幅を縮小し、前場中盤には小幅高に転じる場面もあった。指数寄与度の大きいハイテク株が値下がりし、指数を押し下げたが、為替の円安基調が支えとなり主力銘柄の一角が買われた。きょうは3月期決算企業の中間配当の権利付き最終売買日で、配当狙いの買いが支えとなっている、との指摘もあった。前場終盤にかけては4万5600円を軸にもみ合う展開が続いた。
トランプ米大統領が、10月1日から大型トラックの輸入に25%、ブランド医薬品および特許取得済みの医薬品に100%の関税を課すと表明したと朝方に伝わったが、「以前から言われていたことではあるので、大きく売りで反応しているわけではなさそうだ」(国内証券・ストラテジスト)との指摘があった。
市場では「米株安の流れを受けてハイテク株の一部は安いが、上昇トレンドが変わったわけではなく、基調は強いとみている」(いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏)との声が聞かれた。目先は、円安基調を背景に業績への期待も高まりやすいとして「日経平均は4万4000円―4万6000円での底堅い動きとなりそうだ」(及川氏)という。
TOPIXは0.41%高の3198.32ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆6936億4400万円だった。東証33業種では、不動産、鉱業、証券、商品先物取引など26業種が値上がり。非鉄金属、医薬品、電気機器など7業種は値下がりした。
個別では、レーザーテック、ディスコが大幅安。指数寄与度の大きいソフトバンクグループ、東京エレクトロン、アドバンテストも軟調だった。住友ファーマ、大塚ホールディングスも下落した。
一方、リクルートホールディングス、ファーストリテイリングはしっかり。上場2日目のオリオンビールは4%超安だった。
プライム市場の騰落数は、値上がり1178銘柄(72%)に対し、値下がりが370銘柄(22%)、変わらずが69銘柄(4%)だった。
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