前場の日経平均は反発、最高値を更新 FOMC無難通過で安心感

前場の東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比487円05銭高の4万5277円43銭となった。取引時間中の史上最高値を更新し、一時500円高に上値を伸ばした。都内で18日撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 18日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比487円05銭高の4万5277円43銭となった。取引時間中の史上最高値を更新し、一時500円高に上値を伸ばした。米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過したとの受け止めが安心感につながった。ドル/円が前日に比べ円安方向だったことも支援材料になった。
日経平均は120円高で寄り付いた後も上値を伸ばし、史上最高値を更新した。一時505円高の4万5296円21銭に上げ幅を拡大した。半導体関連株が総じてしっかりとなって指数をけん引。東京エレクトロンとアドバンテストの2銘柄で240円程度、日経平均を押し上げた。
米連邦準備理事会(FRB)は16─17日に開いたFOMCで、市場の想定通りフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き下げた。注目イベントを無難に通過したと受け止められたほか、ドル/円が147円前半へと、前日大引け時点の146円前半から円安方向となったことも輸出株を中心に支援した。時間外取引の米株先物はしっかりで、投資家心理を支えた。
「半導体関連株が想定以上に強く、(日経平均は)一段の伸び余地はありそうだ」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との声があった。半導体関連株を巡っては、中国政府が米半導体大手エヌビディアの全ての人工知能(AI)半導体の購入を停止し、既存の注文をキャンセルするよう指示したとの一部報道があり、警戒感が浮上していた。
一方、日経平均の株価収益率(PER)は18倍台を継続し、高バリュエーションへの警戒感はくすぶる。日銀の金融政策決定会合の結果発表や総裁会見を19日に控えており「全体では売りをこなしている様子もある。(株高に)一服感が出てきてもおかしくない」(林氏)との見方もある。 TOPIXは0.55%高の3163.03ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆2720億6500万円だった。東証33業種では、値上がりは電気機器や非鉄金属、不動産など19業種、値下がりはその他製品や電気・ガス、水産・農林など14業種だった。
ソニーグループが上場来高値を更新。第一三共は堅調だった。さくらインターネットはストップ高。一方、任天堂やリクルートホールディングスは軟調。東京ガスは大幅安だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが948銘柄(58%)、値下がりは565銘柄(34%)、変わらずは105銘柄(6%)だった。
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