パナソニック、アノードフリー技術で高容量EV電池の開発目指す 27年末めど

パナソニックは、電気自動車(EV)の航続距離延長につながる可能性のある新型の高容量電池を約2年で開発することを目指していることが18日分かった。同社のロゴマーク。東京で2017年撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Norihiko Shirouzu
[18日 ロイター] - パナソニックは、電気自動車(EV)の航続距離延長につながる可能性のある新型の高容量電池を約2年で開発することを目指している。米テスラのサプライヤーである同社にとって画期的な進歩となる。
エネルギー密度を高めるため、製造段階で電池内でアノードを用いない「アノードフリー技術」の研究を進めており、2027年末までに「世界トップレベル」の容量を実現できる見込みとしている。
実現すれば、テスラの最も手頃な価格のスポーツ用多目的車(SUV)「モデルY」の航続距離を、現在の電池パックのサイズで約90マイル(約145キロ)延長できるという。
また、この技術を利用して、現在の航続距離を維持した上で電池パックのサイズを縮小し、より軽量で安価な電池を製造できる可能性もあるという。
パナソニックエナジーの渡邊庄一郎最高技術責任者(CTO)の18日のプレゼンテーションに先立ち、同社幹部が記者団に明らかにした。
アノードフリー技術は複数のグローバル電池メーカーが開発を進めている。
パナソニックが提案する設計では、製造段階でアノードを用いず、初回充電後に電池内でリチウム金属アノードが形成される。これに伴い、より活性の高いカソード材料(ニッケル、コバルト、アルミニウム)のスペースが確保され、体積を変えることなく容量を向上させることが可能になるという。
比較的高価なニッケルの比率を減らすことも目指すとしている。
この技術がテスラ車の値下げに寄与するかは不明。製造コストの詳細は明らかにしていない。
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