ペトロナスが初の国産SAF、マレーシア航空に納入

9月12日、マレーシアの国営エネルギー会社ペトロナスは、国産としては初めての持続可能な航空燃料(SAF)を国営マレーシア航空を運営するマレーシア航空グループに納入したと発表した。写真はペトロナスのロゴ。2023年7月、バンクーバーで撮影(2025年 ロイター/Chris Helgren)
[クアラルンプール 12日 ロイター] - マレーシアの国営エネルギー会社ペトロナスは12日、国産としては初めての持続可能な航空燃料(SAF)を国営マレーシア航空を運営するマレーシア航空グループに納入したと発表した。
クアラルンプール国際空港に納入し、毎日運行されるロンドン行きマレーシア航空機に16日まで供給されると説明。また、この動きはマレーシア航空の通常運航に再生可能燃料を統合する具体的な一歩だと述べた。
マレーシアはSAFの国内生産、ブレンド、供給体制の構築を目指している。
政府は、2023年の国家エネルギー転換ロードマップに基づき、50年までにSAF混合比率を47%にすることを目標としている。
国営メディアによると、政府は先月、27年1月からクアラルンプール国際空港を出発する国際線にSAF混合比率1%を義務付ける計画を発表した。