訂正米雇用創出、91万人下方修正 3月までの1年間=労働省基準改定

米労働省労働統計局(BLS)が9日発表した統計で、今年3月までの1年間の米国の雇用創出が従来の推計より91万1000人少なかったことが分かった。写真はカリフォルニア州の地元企業に掲示された求人ポスター。8月撮影(2025年 ロイター/Mike Blake)
(第2段落の速報値と予想の記述を修正し、段落構成を変更しました)
Lucia Mutikani
[ワシントン 9日 ロイター] - 米労働省労働統計局(BLS)が9日発表した統計で、今年3月までの1年間の米国の雇用創出が従来の推計より91万1000人少なかったことが分かった。トランプ米大統領が4月に大規模関税措置を発表する前から雇用の伸びがすでに鈍化していたことが示唆された。
BLSが発表したのは雇用統計の年次ベンチマーク(基準)改定の速報値。エコノミスト予想によると、下方修正幅は40万─100万人とみられていた。2024年3月までの1年間の下方修正幅は59万8000人だった。(訂正)
これに基づくと、非農業部門雇用者の月平均の増加数は約7万1000人と、従来の14万7000人から大幅に下方修正されることになる。
INGのチーフ国際エコノミスト、ジェームズ・ナイトリー氏は「労働市場が一段と失速していることが示された」と述べた。
ベンチマーク改定の確定値は来年2月に1月の雇用統計に併せて発表。部門別では、レジャー・接客業で17万6000人、貿易・運輸・公益事業で22万6000人、専門・ビジネスサービス業で15万8000人、製造業で9万5000人、政府機関は3万1000人、それぞれ下方修正される可能性がある。
エコノミストらは、今回の改定は「出生と死亡」モデルによるものだとしている。このモデルはBLSがある月に開業または閉業した企業のために、どれだけの雇用が増減したかを推定するのに使用する方法だ。これらの企業は当初はサンプリングに利用できない。
米金融市場は今回の発表に反応薄だった。
ホワイトハウスのレビット報道官は記者団に対し、今回の改定はトランプ大統領の正当性を示すものだと指摘。「トランプ大統領がもっと悪い経済を受け継いだことが明確になった。そして、連邦準備理事会(FRB)が金融政策をあまりにも制約的にしていることも証明された」と述べた。
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