日経平均は続伸で寄り付く、500円超高 円安など支え

　９月８日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比４３２円３２銭高の４万３４５１円０７銭と、続伸してスタートした。写真は２０２０年１０月、東京証券取引所で撮影（２０２５年　ロイター／Kim Kyung-Hoon）

［東京　８日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比４３２円３２銭高の４万３４５１円０７銭と、続伸してスタートした。石破茂首相（自民党総裁）が辞任する意向を正式に表明し、経済対策などへの期待感から買いが先行している。為替相場ではドルが１４８円台前半で推移し、円安基調を維持していることも好感されている。日経平均は寄り付いた後に上げ幅を広げ、５００円超高となっている。

セクター別では、不動産、サービス、機械などがしっかり。鉱業や銀行は値下がりしている。

個別では、指数寄与度の大きい東京エレクトロン、ソフトバンクグループが小幅高、ファーストリテイリングは１％超高、アドバンテストが１％超高で推移。主力のトヨタ自動車は小幅高、三菱重工業は２％超高となっている。銀行株は値下がりし、りそなホールディングス、みずほフィナンシャルグループ、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループは小幅安で推移している。