米金利先物市場、9月利下げ再開観測高まる 軟調な雇用統計受け

5日の米短期金利先物市場では、雇用統計が弱含みの内容となったことを受け、連邦準備理事会(FRB)が今月16─17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを再開するとの見方が強まった。写真はワシントンDCのFRBビル。2022年6月撮影(2025年 ロイター/Sarah Silbiger)
[5日 ロイター] - 5日の米短期金利先物市場では、雇用統計が弱含みの内容となったことを受け、連邦準備理事会(FRB)が今月16─17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを再開するとの見方が強まった。
雇用統計発表後、市場が織り込む9月FOMCでの50bpの大幅利下げ確率は約10%と、発表前の0%から上昇。25bpの利下げは確実視されている。
また、来年1月までに政策金利が3.25─3.50%と、現行から100bp低い水準になる確率は約45%との見方を織り込んでおり、FRBが今月50bpの大幅利下げを開始するか、今後4回の各会合で25bpの利下げを実施するとの見方を反映している。
フィッチ・レーティングスの米国経済調査責任者オル・ソノラ氏は、「予想を下回る雇用統計は、今月FOMCでの25ベーシスポイント(bp)の利下げをほぼ決定づけるものだ」と指摘。「足元でインフレ率が2%目標からさらに乖離(かいり)していく中でも、FRBは物価目標より労働市場の安定を優先する可能性が高い」と述べた。
米労働省が発表した8月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は2万2000人増にとどまり、エコノミスト予想の7万5000人増を大幅に下回ったほか、失業率は4.3%と、約4年ぶりの高水準に達した。
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