ニュース速報
ビジネス

ベトナムEVビンファスト、第2四半期は増収でも赤字拡大

2025年09月05日(金)10時36分

 9月4日、ベトナムの電気自動車(EV)メーカー、ビンファストが発表した第2・四半期決算は、純損失が8億1200万ドルと前期比15%増加した。写真は同社のロゴと車両。ニューデリーで1月撮影(2025年 ロイター/Priyanshu Singh)

Phuong Nguyen Kritika Lamba

[4日 ロイター] - ベトナムの電気自動車(EV)メーカー、ビンファストが4日発表した第2・四半期決算は、純損失が8億1200万ドルと前期比15%増加した。野心的な成長戦略を支えるために事業拡大とマーケティングへの支出を加速したことが理由だ。

売上高は前期比1.9%増、前年同期比91.6%増の6億6300万ドルとなった。

納車台数は前年同期比172%増の3万5837台で、本国のベトナム市場が最大の販売先を維持した。

上半期の納車台数は7万2167台となったが、年間販売目標20万台の達成にはまだ多くの作業が残されている。

レ・ティ・トゥ・トゥイ会長はロイターに「通常、上半期の納車台数は年間総数の30%程度を占める。ベトナム国内市場に加え、インドネシア、フィリピン、インド、北米市場などの国外市場においても年末までにまだ多くの納車が残っている」と述べた。

ビンファストは今年の納車目標達成に自信を示し、2026年末までに損益分岐点に達するとの約束を改めて表明した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ポーランド、ロシア無人機を撃墜 意図的侵入との見方

ビジネス

メタとTikTok、EUの法順守監督手数料巡る裁判

ビジネス

バークレイズ、S&P500の年末目標を上方修正 3

ビジネス

インタビュー:赤字の債券トレーディング再編、連携強
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 2
    埼玉県川口市で取材した『おどろきの「クルド人問題」』に書かれている実態
  • 3
    エコー写真を見て「医師は困惑していた」...中絶を拒否した母親、医師の予想を超えた出産を語る
  • 4
    観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が…
  • 5
    カップルに背後から突進...巨大動物「まさかの不意打…
  • 6
    富裕層のトランプ離れが加速──関税政策で支持率が最…
  • 7
    毎朝10回スクワットで恋も人生も変わる――和田秀樹流…
  • 8
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 9
    ドイツAfD候補者6人が急死...州選挙直前の相次ぐ死に…
  • 10
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にす…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 4
    眠らないと脳にゴミがたまる...「脳を守る」3つの習…
  • 5
    埼玉県川口市で取材した『おどろきの「クルド人問題…
  • 6
    【動画あり】9月初旬に複数の小惑星が地球に接近...…
  • 7
    「あのホラー映画が現実に...」カヤック中の男性に接…
  • 8
    「生きられない」と生後数日で手放された2本脚のダ…
  • 9
    エコー写真を見て「医師は困惑していた」...中絶を拒…
  • 10
    「稼げる」はずの豪ワーホリで搾取される日本人..給…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 6
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 7
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 8
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 9
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 10
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中