日経平均は一時600円超安、ＦＲＢ理事解任発表で円高進行

　８月２６日、日経平均は下げ幅を拡大し、一時６７０円安の４万２１３７円６２銭まで下落した。写真は４月、都内の株価ボード前で撮影（２０２５年　ロイター/Issei Kato）

［東京　２６日　ロイター］ - 日経平均は下げ幅を拡大し、一時６７０円安の４万２１３７円６２銭まで下落した。外為市場でドル安／円高が進行し、株価の重しとなっている。足元の日経平均は４００円ほど安い４万２３００円台半ば。

トランプ米大統領は２５日、連邦準備理事会（ＦＲＢ）のクック理事解任を発表した。ドル／円は一時、１４７円を割り込んだ。米金利も低下している。市場では「前日終値時点の水準より円高方向に振れたことが嫌気されているようだ」（国内証券）との声があった。

主力株は総じてさえない。ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、アドバンテストが１％超安で３銘柄で日経平均を２００円程度押し下げている。リクルートホールディングス、ダイキン工業も２─３％超安。半面、ソシオネクスト、良品計画はしっかり。