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独GDP、第2四半期は前期比-0.3%に下方修正 工業が悪化
2025年08月22日(金)16時47分

8月22日、ドイツ連邦統計庁が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前期比0.3%減となり、速報値の0.1%減から下方修正された。写真は2023年11月、フランクフルトで撮影(2025年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
Maria Martinez
[ベルリン 22日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が22日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前期比0.3%減となり、速報値の0.1%減から下方修正された。
特に、工業生産が当初想定から悪化した。
また、家計消費が6月の宿泊・飲食サービス部門などサービス分野の新たなデータ発表を受けて、0.1%増に下方修正された。
政府支出は0.8%増加。投資は1.4%減少した。
財・サービス輸出は0.1%減。関税発動を控えて膨らんだ米からの需要が減速した。
INGのマクロ経済グローバルヘッド、カルステン・ブルゼスキ氏は、著しい回復が今年中に顕在化する可能性はますます低くなったと指摘した。