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アサヒグループHD、純利益の見通し下方修正 地域間の事業移管で減損

2025年08月07日(木)12時11分

アサヒグループホールディングスは7日、2025年12月期通期の連結純利益見通しを従来の1775億円から1675億円に下方修正した。同社のロゴマーク。2016年撮影(2025年 ロイター/Toru Hanai)

Kentaro Okasaka

[東京 7日 ロイター] - アサヒグループホールディングスは7日、2025年12月期通期の連結純利益見通しを従来の1775億円から1675億円に下方修正した。地域統括会社間の事業移管に伴う減損損失などを織り込んだ。IBESがまとめたアナリスト12人の予想平均1904億円を下回った。

もともと前年比7.6%の最終減益を見込んでいたが、12.8%にマイナス幅が拡大する。減益は前年に発生した固定資産売却益の反動など特殊要因によるもので、来期以降は増益基調への回復を図るとしている。

一方、事業利益は2870億円から2900億円(同1.7%増)に上方修正した。オセアニアは移管された事業見直しにより下方修正したが、日本・東アジアや欧州の上方修正でカバーした。

アサヒグループHDは従来、日本・欧州・オセアニア・東南アジアでの4地域統括会社体制を敷いていたが、今年4月にオセアニアと東南アジアを統合し3地域統括会社体制へ変更した。

ロイター
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