日経平均は3日続落、決算控え持ち高調整 前週高の反動継続

7月29日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比323円72銭安の4万0674円55銭と3日続落して取引を終えた。2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
[東京 29日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比323円72銭安の4万0674円55銭と3日続落して取引を終えた。前週の急上昇を受けた利益確定売りが継続した。企業決算の発表を控えて半導体関連株を中心に持ち高調整も広がった。決算などを材料にした個別物色は活発だった。
日経平均は230円安で寄り付いた後も徐々に水準を切り下げ、午後には一時434円安の4万0563円に下落した。寄与度の高い半導体関連株で弱い銘柄が目立ち、指数を押し下げた。自動車など景気敏感株が売られた一方、原油高を受けた石油関連株や内需株の一角は買われた。 半導体関連株では、日経平均への寄与度の高いアドバンテストの決算発表を控えていたこともあり、他の半導体関連株も含め持ち高調整の動きが出やすかった。アドテスト株は一部の外資系証券の投資判断引き下げを受けて前日に急落し、関連株にも売りが波及した経緯があった。 日銀の金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)など複数の重要イベントを週内に控えていることも、手掛けにくさにつながった。一方、市場では「イベント自体は、あまり大きな懸念になるとはみていない。市場としても、確認したいだけだろう」(大和証券の坪井裕豪日米株チーフストラテジスト)との声があった。 日米の中銀会合や米雇用統計などの重要指標、米ハイテク企業の決算といったイベントを通過する中で不透明感が後退していくとの見方から「来週以降は、緩やかな上昇基調に回帰していくのではないか」(坪井氏)との見立ても聞かれた。 TOPIXは0.75%安の2908.64ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.75%安の1497ポイントだった。プライム市場の売買代金は4兆0090億2700万円だった。東証33業種では、値上がりは鉱業や石油・石炭製品、サービスなど7業種、値下がりは輸送用機器や証券、機械など26業種だった。 決算などを手掛かりにした売買は活発。日東電工やコマツ、ヤクルト本社は軟調だった。一方、NRIや小糸製作所はしっかりだった。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.53%安の751.02ポイントと6日ぶりに反落した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが585銘柄(36%)、値下がりは970銘柄(59%)、変わらずは70銘柄(4%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 40674.55 -323.72 40767.77 40,563.53─40,792.85
TOPIX 2908.64 -22.09 2913.01 2,901.14─2,913.09
プライム指数 1497.00 -11.37 1499.28 1,493.34─1,499.28
スタンダード指数 1409.82 -3.28 1411.05 1,408.16─1,411.05
グロース指数 972.11 -14.61 984.79 970.29─985.79
グロース250指数 751.02 -11.68 760.87 749.10─761.81
東証出来高(万株) 160740 東証売買代金(億円) 40090.27
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