世界スマホ出荷台数、第2四半期は伸び鈍化 関税巡る不透明感で

7月14日、 調査会社インターナショナル・データ・コーポレーション(IDC)が日公表した暫定データによると、第2・四半期の世界のスマートフォン出荷台数は1%増の2億9520万台で、前四半期の1.5%増から伸びが鈍化した。写真は8日、ニューヨークのイベントで展示されたサムスンのスマートフォン(2025年 ロイター/Jeenah Moon)
[14日 ロイター] - 調査会社インターナショナル・データ・コーポレーション(IDC)が14日公表した暫定データによると、第2・四半期の世界のスマートフォン出荷台数は1%増の2億9520万台で、前四半期の1.5%増から伸びが鈍化した。米国の関税による景気先行き不透明感から、特に低価格帯の端末への支出が抑制された。
IDCのクライアントデバイス部門リサーチディレクター、アンソニー・スカーセラ氏は「政治的な課題が続き、戦争の影響や関税がもたらす複雑さに直面する中、スマホ市場の1%成長は、市場が再び拡大する態勢にあることを示す重要な指標だ」と指摘した。
また、同社のワールドワイドクライアントデバイス担当シニアリサーチ・ディレクター、ナビラ・ポパル氏は「経済の不確実性は価格感応度が最も高い低価格帯の需要を圧迫する傾向がある。その結果、ローエンドのアンドロイド端末が苦戦し、市場全体の成長を圧迫している」と述べた。
中国は補助金が需要を喚起できず、第2・四半期に需要が低下した。
韓国サムスン電子の出荷台数は7.9%増の5800万台となり、最も高い伸びを示した。
米アップルの出荷台数は1.5%増加。市場シェア2位の座をおおむね維持した。