リーブス英財務相、改めて職務遂行の決意 前日に「落涙」で辞任観測

リーブス英財務相は7月3日、困難な事態に見舞われているものの職務を遂行する決意だと表明した。6月11日、ロンドンで撮影(2025年 ロイター/Jaimi Joy)
[ロンドン 3日 ロイター] - リーブス英財務相は3日、困難な事態に見舞われているものの職務を遂行する決意だと表明した。前日には議会で涙を浮かべたような様子を見せ、辞任観測が浮上して市場の動揺を誘っていた。
この日はスターマー首相とともに微笑みながらリラックスした姿で現れたリーブス氏は「昨日は気が動転していたのは確かで、誰もが目にしたかもしれない。それは個人的な問題で、詳しいことを言うつもりない」と語った上で、財務相という立場は「厳しい」が「全力で仕事に取り組む意気込みだ」と付け加えた。
スターマー氏は「われわれは二人三脚で仕事をしており、これから非常に長い間この関係を続ける。それは政府にとって、国家にとって良いことだ」と強調し、リーブス氏を全面的に支える姿勢を示した。