日経平均は反落、米経済統計の悪化が重し 自動車株安い

6月5日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比192円96銭安の3万7554円49銭と、反落して取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Hiroko Hamada
[東京 5日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比192円96銭安の3万7554円49銭と、反落して取引を終えた。前日に公表された米経済統計の悪化や為替の円高進行を背景に、日経平均は売り優勢の展開となった。一方、東京時間ではドル/円が円安方向に振れたため、日本株は下げ幅をどんどん拡大する動きにはならなかった。
中国のレアアース(希土類)の輸出規制を受けてスズキが一部車種の生産を停止したと伝わり、自動車株が軟調に推移した。
日経平均は、前営業日比157円安と弱含みでスタートし、一時200円超安となった。前日に公表された米国の経済統計の悪化で、米景気に対する先行き懸念が意識され、上値の重さが意識された。ただ、東京時間にドル/円の円高が一服すると、日本株は下げ渋る動きとなった。
一方、後場に入ると再び下げ幅を広げ、後場序盤に219円安の3万7527円88銭まで下落。大引けにかけては3万7500円台を中心にもみ合いとなった。物色動向としては自動車株や海運株が下落したが、半導体株の一角は堅調だった。
中国のレアアース輸出規制を巡っては、日本政府が米国との関税交渉でレアアース供給網での連携強化を提案するとの報道が伝わり、後場終盤には自動車株が下げ幅を縮小した。
TOPIXは1.03%安の2756.47ポイントで取引を終了。プライム市場指数は1.03%安の1418.59ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は4兆2166億5900万円だった。東証33業種では、金属製品、陸運、非鉄金属など4業種が値上がり。海運、輸送用機器、石油・石炭製品など29業種は値下がりした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.41%安の761.54ポイントと、小幅に反落した。
個別では、スズキが3%安。中国によるレアアースの輸出規制の影響で、同社が小型車「スイフト」の国内生産を停止していることが分かったと伝わり、株価は一時5%超安となった。SUBARUは5%超安、マツダは4%超安、トヨタ自動車は2%超安だった。
一方、前日の米市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が上昇したことが好感され、アドバンテストが4%超高、東京エレクトロンが3%超高だった。5日に決算を発表した積水ハウスは6%超安と売られた。
プライム市場の騰落数は、値上がり567銘柄(34%)に対し、値下がりが995銘柄(61%)、変わらずが69銘柄(4%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 37554.49 -192.96 37590.39 37,527.88─37
,732.88
TOPIX 2756.47 -28.66 2769.39 2,753.19─2,7
71.64
プライム市場指数 1418.59 -14.77 1424.53 1,416.92─1,4
26.35
スタンダード市場指数 1343.14 -0.90 1343.05 1,342.98─1,3
46.85
グロース市場指数 967.77 -3.50 971.60 967.77─977.5
8
グロース250指数 761.54 -3.15 765.00 761.54─769.9
1
東証出来高(万株) 166584 東証売買代金(億円) 42166.59
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