独4月鉱工業受注、前月比+0.6% 内需堅調で予想外の増加

6月5日、ドイツ連邦統計庁が発表した4月の鉱工業受注は堅調な内需を背景に予想外に増加した。写真は2024年9月、独ゲオルクスマリーンヒュッテの工場で撮影(2025年 ロイター/Leon Kuegeler)
By Maria Martinez
[5日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が5日発表した4月の鉱工業受注は堅調な内需を背景に予想外に増加し、製造業の回復の可能性を示唆する結果となった。
季節・日数調整後で前月比0.6%増。アナリストは1.0%減を予想していた。
外国からの受注は0.3%減。ユーロ圏からの新規受注は0.5%増加した一方、ユーロ圏以外からの新規受注は0.9%減少した。国内受注は2.2%増加した。
3月のデータは従来の3.6%増から3.4%増に下方改定された。
コメルツ銀行のシニアエコノミスト、ラルフ・ソルビーン氏は「これはドイツの工業が底を脱し、国内経済が今後数四半期で回復するという期待を抱かせるものだ」と述べた。
エコノミストらは、4月の受注増は大口受注や米国の需要によるものではないと述べ、好調な内容だったと評価している。
ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「第2・四半期としては幸先の良いスタートだ」と述べた。
大口受注を除く新規受注は前月比0.3%増加した。
INGのマクロ経済部門グローバル責任者カーステン・ブルゼスキ氏は、今回の結果は独工業部門の景気サイクルの転換が継続していることを示唆しているとの見方を示した。
「懸念されていた第1・四半期の先食い効果の完全な反動は少なくとも現時点では現実化していない」と指摘した。むしろ独工業部門の景気サイクルの転換が続いているようだと分析した。
変動の少ない3カ月間の比較では、2─4月の新規受注はその前の3カ月と比べて0.5%増加した。
バーデン・ビュルテンベルク州立銀行(LBBW)のエコノミスト、イェンス・オリバー・ニクラーシュ氏は受注が2年以上減少傾向にあったことに言及し、「これほど長く景気が低迷した後では、景気回復について語るのはかなりためらわれる」と述べた。「しかし、少なくとも今後数カ月の見通しはかなり明るくなっている」と語った。
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