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米上院、ボウマンFRB理事の副議長就任承認 金融監督担当

2025年06月05日(木)08時24分

 6月4日、米議会上院は連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事(写真)が金融監督担当副議長に就任することを承認した。写真は4月、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Kevin Mohatt)

Pete Schroeder

[ワシントン 4日 ロイター] - 米議会上院は4日、連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事が金融監督担当副議長に就任することを承認した。銀行規制緩和に向けた措置を推進するとみられる。

トランプ大統領は3月、2018年から理事を務めるボウマン氏を同ポストに指名した。上院では賛成48、反対46で承認された。

ボウマン氏は新たな役割として、国内最大手行に対する監督と規則策定の取り組みを指揮する。アナリストによると、レバレッジ規制の緩和、ストレステストの透明化、大企業に対するよりシンプルな資本規制の導入などが含まれるとみられる。

4月の指名承認公聴会では、現在の金融ルールが「過度に複雑で冗長」となり、銀行と顧客に不必要なコストを課していると述べた。トランプ政権が経済成長を後押しするために規則緩和を最優先課題としている中、金融システムに関する「現実的な」ルールを追求する考えを示した。

ロイター
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