英中銀、QTの金融状況への影響再考する必要=マン政策委員
6月2日、イングランド銀行(英中銀)金融政策委員会のマン委員(写真0は、利下げを実施する中、量的引き締め(QT)プログラムが金融状況に及ぼす影響に一層の注意を払う必要があるという認識を示し、QTのペースを鈍化させる可能性を示唆した。写真は2023年1月、マンチェスターで撮影(2025年 ロイター/Phil Noble)
[ロンドン 2日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)金融政策委員会のマン委員は2日、利下げを実施する中、量的引き締め(QT)プログラムが金融状況に及ぼす影響に一層の注意を払う必要があるという認識を示し、QTのペースを鈍化させる可能性を示唆した。
英中銀は国債の市場売却と満期を迎えた国債の再投資停止により保有国債の圧縮を進めており、毎年9月にQTの主要計画を策定している。現在の圧縮ペースは年間1000億ポンド(1350億ドル)。
前回の計画策定時には利下げを開始したばかりだったが、それ以降さらに3回の利下げを実施している。
中銀はこれまで、QT政策が英国債利回りの上昇に及ぼす影響は小さく、必要であれば利下げを加速させることで相殺できると述べてきた。
しかし、マン氏は利下げでは長期債利回りの上昇を完全に相殺できない可能性があるとし、それを試みることは望ましくないだろうと指摘。
「長期金利の引き締まりを相殺するためにこのサイクルで追加利下げを行うことは、私がしばしば指摘してきた政策金利決定の鍵となる労働市場と製品市場の構造的硬直性を取り除くのに十分な期間、制約的な政策を維持する必要性に反する可能性がある」と述べた。
次の12カ月間のQTにより、英金融システムの準備金が減少し、銀行が十分な流動性を確保するために中銀のレポ取引オペに定期的に頼らざるを得なくなる可能性があるとも指摘した。
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