ECB、安定重視 インフレ衝撃「ほぼ克服」=4月理事会議事要旨

欧州中央銀行(ECB)が22日公表した4月の理事会の議事要旨によると、ECB当局者がユーロ圏のインフレを巡る衝撃はほぼ克服されたとし、世界的な貿易戦争で将来的に物価が押し上げられたとしても、不安定な時期に安定性を予測することが重要との認識を示していたことが分かった。2023年3月撮影(2025年 ロイター/Heiko Becker)
[フランクフルト 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が22日公表した4月の理事会の議事要旨によると、ECB当局者がユーロ圏のインフレを巡る衝撃はほぼ克服されたとし、世界的な貿易戦争で将来的に物価が押し上げられたとしても、不安定な時期に安定性を予測することが重要との認識を示していたことが分かった。
ECBは4月の理事会で主要政策金利の預金金利を予想通り0.25%ポイント引き下げ、2.25%とした。利下げは6会合連続で、過去1年間で7回目。決定は全会一致だった。
議事要旨によると、当局者は「インフレ率が中期的に目標値に戻り、インフレを巡る衝撃との闘いはほぼ終わったとの確信を強めた」と指摘。「このため短期的にはディスインフレの圧力が優勢になる可能性が高い」とした。
一部の政策当局者は、世界的な貿易戦争が将来的に物価上昇につながる可能性があると指摘。ただ大多数は、金融市場が過度の変動性を示しているときに、予定されていた利下げを前倒しすることで必要な安定性を提供できると結論付けた。
同時に一部当局者は、脱グローバル化と貿易障壁により本質的に企業のコストが増大するため、長期的にインフレ率は予想よりも高くなるリスクがあると警告した。
ECBの次回理事会は6月5日。金融市場では、90%の確率で同理事会で追加利下げが決定されると予想されている。
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