0.5%利下げ支持、経済の方向性示す=ディングラ英中銀政策委員

イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のディングラ委員は5月19日、今月の政策会合で0.50%ポイントの利下げを支持したことについて、英経済の方向性を示すためだったと説明した。2023年3月、ロンドンで撮影(2025年 ロイター/Hannah McKay)
[ロンドン 19日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のディングラ委員は19日、今月の政策会合で0.50%ポイントの利下げを支持したことについて、英経済の方向性を示すためだったと説明した。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のポッドキャストインタビューで、「経済動向について、自分の意見をより明確にしたい時を選ぶようにしている」と語った。
「100ベーシスポイント(bp)の引き下げを支持しても、金融市場の受け止め方にあまり影響はないだろう。控えめにした場合ほどの大きな影響はないと思うので、私はそうした」と述べた。
中銀は8日、政策金利を0.25%ポイント引き下げ4.25%とした。ディングラ委員はテイラー委員とともに0.5%ポイントの利下げを支持した。
ディングラ氏は19日、これについて、長期的な金利水準に関する自身の幅広い見解にも基づいていると述べた。