ニュース速報
ビジネス

キャンター、SBGなどと提携へ 30億ドルの暗号資産事業で=FT

2025年04月23日(水)11時36分

 4月22日、ラトニック米商務長官の息子で、投資銀行キャンターフィッツジェラルド会長のブランドン・ラトニック氏がソフトバンクグループ(SBG)、テザー、暗号資産(仮想通貨)交換所ビットフィネックスと提携し、数十億ドル規模のビットコイン取得事業体を設立する計画だと、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が関係者の話として報じた。写真はソフトバンクのロゴ。都内で1月撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)

[22日 ロイター] - ラトニック米商務長官の息子で、投資銀行キャンターフィッツジェラルド会長のブランドン・ラトニック氏がソフトバンクグループ(SBG)、テザー、暗号資産(仮想通貨)交換所ビットフィネックスと提携し、数十億ドル規模のビットコイン取得事業体を設立する計画だと、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が22日、関係者の話として報じた。

キャンター・エクイティ・パートナーズと呼ぶこの事業体は、21キャピタルという新会社を設立する。他の暗号資産投資家や取引会社から30億ドル分のビットコインを受け取るという。

報道によると、テザーが15億ドル、SBGが9億ドル、ビットフィネックスが6億ドルのビットコインをそれぞれ提供する。

数週間内にも発表される可能性が高いが、合意が成立しない可能性や数字が変わる可能性もあるという。

キャンター、SBG、テザー、ビットフィネックスはロイターのコメント要請に応じていない。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

パナソニックHDが今期中に1万人削減、グループの業

ワールド

インド、パキスタンによる国境全域での攻撃発表 パキ

ビジネス

日経平均は続伸、米英貿易合意や円安を好感 TOPI

ビジネス

日本製鉄、今期純利益は42%減の見通し 市場予想比
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 2
    ついに発見! シルクロードを結んだ「天空の都市」..最新技術で分かった「驚くべき姿」とは?
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 5
    骨は本物かニセモノか?...探検家コロンブスの「遺骨…
  • 6
    中高年になったら2種類の趣味を持っておこう...経営…
  • 7
    教皇選挙(コンクラーベ)で注目...「漁師の指輪」と…
  • 8
    恥ずかしい失敗...「とんでもない服の着方」で外出し…
  • 9
    韓国が「よく分からない国」になった理由...ダイナミ…
  • 10
    あのアメリカで「車を持たない」選択がトレンドに …
  • 1
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 2
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 3
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 4
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 5
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 6
    古代の遺跡で「動物と一緒に埋葬」された人骨を発見.…
  • 7
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 8
    シャーロット王女とスペイン・レオノール王女は「どち…
  • 9
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 10
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 10
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中