パナソニックＨＤが今期中に1万人削減、グループの業務効率見直し

　５月９日、パナソニックホールディングスは、連結対象会社の社員１万人規模を削減すると発表した。２０１７年１０月に千葉・幕張メッセで撮影（２０２５年　ロイター/Toru Hanai）

(決算数値のリンクを追加しました)

［東京　９日　ロイター］ - パナソニックホールディングスは９日、連結対象会社の社員１万人規模を削減すると発表した。グループ各社の営業・間接部門を中心に業務効率の見直しを行い、２０２６年３月期中にも国内・海外それぞれ５０００人規模ずつ減らす。

今期業績予想に構造改革費用として１３００億円の損失を織り込んだ。連結純利益（国際会計基準）は前年比１５．３％減の３１００億円となる見通し。ＩＢＥＳがまとめたアナリスト１５人の予測平均値３６０７億円を下回った。