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米国株式市場・午前=ダウ500ドル超安、ナスダック2%安 インフレ懸念強まる
2025年03月29日(土)01時29分

28日午前の米国株式市場で、主要株価3指数が急落した。3月21日、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Jeenah Moon)
[ニューヨーク 28日 ロイター] - 28日午前の米国株式市場で、主要株価3指数が急落。朝方発表された米個人消費支出(PCE)価格指数で基調的な物価圧力の高まりが示されたことを受け、トランプ政権の関税措置がインフレをさらにあおるという懸念が強まった。
ダウ工業株30種は500ドル超下落。ナスダック総合は2%超安、S&P総合500種は約1.5%安となった。
2月のPCE価格指数は前年比2.5%上昇した。1月の伸びと同じで、市場予想と一致した。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数も前年比2.8%上昇した。米経済の3分の2以上を占める個人消費は0.4%増と、前月の0.3%減(下方改定)からプラスに転じ、予想の0.5%増を上回った。