EUが関税問題で米との速やかな協議要望、難航覚悟と欧州委員長

欧州連合(EU)欧州委員会のセフコビッチ委員(通商・経済安全保障・対外関係・透明性担当)は2月4日、米国と関税問題で速やかな協議に入りたい考えを明らかにした。2024年11月、ブリュッセルで撮影(2025年 ロイター/Johanna Geron)
Philip Blenkinsop
[ワルシャワ 4日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のセフコビッチ委員(通商・経済安全保障・対外関係・透明性担当)は4日、米国と関税問題で速やかな協議に入りたい考えを明らかにした。
トランプ米大統領は、関税発動の対象としてカナダ、メキシコ、中国の次はEUになるとかねてから表明。米国がEUとの間でモノの貿易赤字を抱えていることに繰り返し不満をあらわにしている。
こうした中でEUの閣僚会議に出席したセフコビッチ氏は、米国に対して「早期の働きかけ」を行いたいと説明するとともに、現在は米上院が商務長官候補ハワード・ラトニック氏と通商代表部(USTR)代表候補ジェミソン・グリア氏を承認するのを待っているところだと述べた。
複数のEU高官も、トランプ政権側で通商担当責任者が議会の承認を経て就任していない点から、まだEUと米国の接触は限られていると指摘した。
ただセフコビッチ氏は「われわれの方はすぐに話し合いができる態勢にある。この話し合いを通じて、地球上で最も重要な欧米間の貿易・投資関係に多大な混乱をもたらす措置(関税)を回避できると期待している」と語った。
一方フォンデアライエン欧州委員長はブリュッセルにおける講演で、米国との協議で最優先するのは重要なサプライチェーンや新しく登場した技術など、EUと米国の利益が重なる分野で、厳しい交渉に臨む準備はできていると覚悟を示した。
その上で「われわれは合意を実現する方法において予断を持たず、現実的に動く。しかしEUの利益を常に守るということははっきりさせていく」と強調した。
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