ニュース速報
ビジネス

米ディズニー、24年第4・四半期の利益が予想上回る

2024年11月15日(金)03時48分

米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーが14日発表した2024年第4・四半期決算は、調整後1株当たり利益が1.14ドルと、LSEGがまとめた市場予想1.10ドルを上回った。2023年9月撮影(2024年 ロイター/Mario Anzuoni)

[ロサンゼルス 14日 ロイター] - 米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーが14日発表した2024年第4・四半期決算は、調整後1株当たり利益が1.14ドルと、LSEGがまとめた市場予想1.10ドルを上回った。

売上高は226億ドルと、市場予想の224億5000万ドルをやや上回った。

マーベル・スタジオが公開した映画「デッドプール&ウルヴァリン」のヒットによるチケット販売などがけん引した。

25年通期も明るい見通しを示し、株価は寄り付き前の時間外取引で一時、約7.4%上昇した。

25年通期の調整後1株当たり利益の伸び率は1桁台後半と見込む。約80億ドルの設備投資のほか、約30億ドルの自社株買いも計画している。

22年11月に最高経営責任者(CEO)に復帰したボブ・アイガー氏は積極的にコスト削減を進め、映画やテレビ部門の立て直しに努めた。

24年第4・四半期の営業利益は前年同期比23%増の約37億ドルだった。

映画やテレビ、ストリーミングを含むエンターテイメント部門の営業利益は11億ドルと前年同期の2倍以上となった。

主力の動画配信サービス「ディズニープラス」の契約者数(インドを除く)は1億2270万人超。前四半期から440万人増えた。

テーマパークや消費者向け製品を含むエクスペリエンス部門の営業利益は6%減の16億6000万ドル。

ESPNネットワークなどを含むスポーツ部門の営業利益は5%減の9億2900万ドルだった。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

内田副総裁が白血病治療で入院、入院期間は数週間の見

ビジネス

新発10年国債利回りが1.705%に上昇 17年半

ビジネス

日本郵政、通期純利益予想3200億円に下方修正 物

ビジネス

ニデック、半期報告書のレビューは「結論不表明」
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 3
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前に、男性が取った「まさかの行動」にSNS爆笑
  • 4
    「水爆弾」の恐怖...規模は「三峡ダムの3倍」、中国…
  • 5
    文化の「魔改造」が得意な日本人は、外国人問題を乗…
  • 6
    中国が進める「巨大ダム計画」の矛盾...グリーンでも…
  • 7
    『トイ・ストーリー4』は「無かったコト」に?...新…
  • 8
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 9
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 10
    ファン激怒...『スター・ウォーズ』人気キャラの続編…
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 3
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 8
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 9
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 10
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中