ニュース速報
ビジネス

米BofA、第1四半期は減益も予想上回る 投資銀行部門が好調

2024年04月17日(水)08時29分

米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)が16日に発表した第1・四半期決算(3月まで)は減益となったが、市場予想は上回った。2010年1月撮影(2024年 ロイター/Chris Keane)

[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)が16日に発表した第1・四半期決算(3月まで)は減益となったが、市場予想は上回った。貸倒引当金の積み増しが重しとなったものの、投資銀行部門が好調だった。

投資銀行部門の手数料収入は前年同期比35%増の16億ドルとなり、金利収入の減少を一部相殺した。

一時項目を除く1株利益は0.83ドル。アナリストの平均予想は0.76ドルだった。

セールスおよびトレーディング収入は2%増の52億ドル。株式が15%増、債券・為替・コモディティー(FICC)が4%減だった。

第1・四半期の貸倒引当金繰入額は13億ドルと、前年同期の9億3100万ドルから増加した。

回収の見込みがない純貸倒償却額は15億ドル。主にクレジットカード関連の損失が影響した。前年同期は8億0700万ドルだった。

消費者銀行部門の収入は5%減の100億ドル。預金残高が減少した。

純金利収入(NII)は3%減の140億ドル。預金コストの上昇と融資の低調な伸びを受けた。

投資会社ランニング・ポイントの最高投資責任者(CIO)、マイケル・アッシュレイ・シュルマン氏は「バンク・オブ・アメリカだけでなく、他のほとんどの銀行にとっての主な経済的影響は、米連邦準備理事会(FRB)による利下げが当初予想されていたほど速いスピードで行われない可能性があることだ」と指摘。「そのため、不動産部門を中心に消費者や企業の支払遅延やデフォルト(債務不履行)が増加する可能性がある。1四半期だけ好調でも、こうしたマクロ的な懸念を払拭することはできない」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

反体制派ナワリヌイ氏は「毒殺」、欧州5カ国声明 ロ

ワールド

米国は「欧州の子」、ルビオ国務長官がミュンヘン会議

ワールド

EXCLUSIVE-米軍、数週間の対イラン作戦に備

ワールド

アングル:インド進出を加速する英大学、移民抑制受け
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 4
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 5
    それで街を歩いて大丈夫? 米モデル、「目のやり場に…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    【インタビュー】「4回転の神」イリヤ・マリニンが語…
  • 8
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 9
    機内の通路を這い回る男性客...閉ざされた空間での「…
  • 10
    中国の砂漠で発見された謎の物体、その正体は「ミサ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 6
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中