楽天Ｇ、楽天銀売り出しで単体決算に600億円の特別利益計上へ

　１２月１１日、楽天グループは楽天銀行の海外市場での普通株式売り出しにより、２０２３年１２月期の単体決算に売却益約６００億円を特別利益として計上する見込みと発表した。写真は楽天モバイルのロゴ。１１月、都内で撮影（２０２３年　ロイター/Anton Bridge）

Shiho Tanaka

［東京　１１日　ロイター］ - 楽天グループは１１日、楽天銀行の海外市場での普通株式売り出しにより、２０２３年１２月期の単体決算に売却益約６００億円を特別利益として計上する見込みと発表した。

楽天グループＧは７日、楽天銀株式の海外市場での売り出し価格が２４７０円に決まったと発表した。売り出し株数は２４５５万株で、売り出し総額は６０６億３８５０万円。予定通り、１１日に受け渡しが完了した。楽天Ｇの楽天銀への議決権所有割合は４９．２７％となる。

連結決算では第４四半期に資本合計が約６００億円増加する。