ニュース速報

ビジネス

クレディ・スイス、CDS急拡大で幹部が投資家に説明=FT

2022年10月03日(月)09時19分

 10月2日、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、市場でデフォルト(債務不履行)の懸念が高まったスイスの金融大手クレディ・スイスの経営幹部がこの週末、大口の顧客や取引相手先の金融機関、投資家などに接触し、同社の流動性や資本状況に問題がないことを説明したと報じた。チューリヒで2021年4月撮影(2022年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[2日 ロイター] - 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は2日、市場でデフォルト(債務不履行)の懸念が高まったスイスの金融大手クレディ・スイスの経営幹部がこの週末、大口の顧客や取引相手先の金融機関、投資家などに接触し、同社の流動性や資本状況に問題がないことを説明したと報じた。

クレディ・スイスはデフォルトに対する保険料の意味を持つクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)のスプレッドが9月30日に急拡大し、その後幹部が投資家などに電話をしたという。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのデータによると、クレディ・スイスの5年物CDSは30日にスプレッドが6ベーシスポイント(bp)と急激に広がり、少なくとも10年ぶりの水準である247bpに迫った。今年初めは57bpだった。

FTによると、クレディ・スイスの幹部は同社が資本増強の可能性について投資家に正式に接触したとの報道を否定し、株価が過去最安値を付け、格下げで調達コストが上昇する状況下でこうした動きを回避しようとしていると説明した。

ロイターが30日に入手した社内メモによると、ウルリッヒ・ケルナー最高経営責任者(CEO)は従業員に資本と流動性は健全だと説明した。

クレディ・スイスの広報担当者はFT紙の報道についてコメントを避けた。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イラン外相、16日にIAEA事務局長と会談へ

ビジネス

独VW、28年末までにコスト20%削減を計画=独誌

ビジネス

地盤ネットHD、井村氏が代表の会社と投資機能活用な

ビジネス

高市首相と植田日銀総裁、金融経済情勢に関する一般的
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワートレーニング」が失速する理由
  • 2
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 3
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活動する動画に世界中のネット民から賞賛の声
  • 4
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 8
    それで街を歩いて大丈夫? 米モデル、「目のやり場に…
  • 9
    フロリダのディズニーを敬遠する動きが拡大、なぜ? …
  • 10
    世界市場3.8兆円、日本アニメは転換点へ――成長を支え…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 8
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中