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英家計指数、2月は過去最高水準 総選挙後の信頼感回復映す

2020年02月18日(火)09時20分

 IHSマークイットが発表した2月の英家計指数は、統計開始以降の最高水準を記録した。写真はロンドンで2018年12月撮影(2020年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 17日 ロイター] - IHSマークイットが発表した2月の英家計指数は47.6と、1月の44.6から大幅に上昇し、統計開始以降の最高水準を記録した。ジョンソン英首相率いる保守党の12月の総選挙での圧勝を受けて家計の信頼感が急回復したとみられる。

IHSマークイットのエコノミスト、ジョー・ヘイズ氏は、家計指数改善の背景にある複数の要因は、イングランド銀行(中央銀行)のハト派勢力の身動きをとれなくさせ、英国の短期的な景気見通しに関する楽観論を高まらせるだろうと指摘。

中銀は前月、経済に上向きの兆候が出ているため、利下げを見送った。

調査によると、英国の家計はインフレ率のさらなる鈍化と住宅価格上昇の加速を見込んでおり、安定雇用に関する懸念は和らいだ。

一方、中銀が利下げすると予想したのは全体の27%で、中銀が最後に利下げを行った2016年8月以降で最高となった。今後1年の利上げを予想したのは49%と、1月の58%から低下した。

ロイター
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