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3回目の米利下げ、休止示唆を条件に賛成=ダラス連銀総裁
1日、米ダラス地区連銀のカプラン総裁は今週開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)について、連邦準備理事会(FRB)が利下げ休止の公算を示唆する条件で今年3回目の利下げに賛成したと述べた。写真はカプラン総裁。10月11日撮影(2019年 ロイター/Ann Saphir)
[ヒューストン 1日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は1日、今週開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)について、連邦準備理事会(FRB)が利下げ休止の公算を示唆する条件で今年3回目の利下げに賛成したと述べた。
FRBは今週のFOMCで予想通り25ベーシスポイント(bp)の利下げを決定。ただ、景気拡大を維持するために「適切に行動する」という文言を声明から削除し、利下げを休止する可能性があることを示唆した。
ライス大学で開かれたエネルギー関連のイベントに参加したカプラン総裁は「金融政策を当面維持し、『適切に』という文言を削除するという明確な表明を伴う条件で今回の措置に賛成した」と記者団に述べた。
これとは別に、FRBの金融政策はおおむね適切な状況にあり、金利は当面維持すべきとの見解を表明した。今年の米経済成長率については、2%をやや上回ると予想。下半期は1.7─1.8%成長になると指摘した。