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インドのサービスPMI、12月は50.9に上昇
2018年01月04日(木)15時04分
[ベンガルール 4日 ロイター] - 日本経済新聞社とマークイットが発表したインドの12月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は50.9と、前月の48.5から上昇した。
景況改善・悪化の分かれ目となる50を上回った。
情報・通信部門や金融・保険部門など、一部のサービス部門が全体を押し上げたが、それ以外は、昨年導入された物品・サービス税(GST)による混乱の影響を受けている。GST導入により、企業、顧客、および、サプライヤー間の支払いに遅れが出ている。
ただ、雇用の伸びは9月以来の高水準となり、引き続き平均値を上回っている。
サービス部門PMIが50を下回ったのは、2017年は4回、16年と15年はそれぞれ2回だった。
投入価格指数は、11月に4年ぶり高水準を記録したが、12月には低下し、企業の利益率への圧力が和らいだ。
2日に発表された12月のインド製造業PMIは5年ぶりの高水準となった。サービス部門と製造業部門を合わせた総合PMIは53.0と、1年2カ月ぶり高水準となった。
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